宇宙から未来の水牛がやってきた（2019年イタリア出張）

宇宙船（＝アルミ板で覆われた当店の店舗）に宇宙から未来の水牛がやってきた！！！！！
と思うような素敵なメタリックな、でも陶器の水牛。

実は今回の出張の目的の一つに陶器の仕入れがあった。
候補地はシチリアのカルタジローネとカンパーニア州のヴィエトリ・スル・マーレ。

しかし、日程の関係で今回の陶器の仕入れはカンパーニア州のヴィエトリ・スル・マーレに決定。

陶器屋さんがたくさんあるのだが、どのお店にも思うような物がなく、諦めていた時にピーン！と来たお店があった。
入り口付近には場所柄か海の生物（タコやイカ）をモチーフにした焼き物が。
興味津津で焼き物を見ていた我々を店の奥さんが見つけ、「これはどう？　こっちはどう？」とどんどん奥に案内していく。
ふと、随分昔ヴェニスで嫌な思いをしたことを思い出した。
少し興味を示しただけで、どんどん奥の部屋に案内され、どうにもこうにも買わずには帰れない恐怖感を感じたあの時のことを。

でも今回は奥の部屋もなさそうだし、確実に興味がある品々ばかり。

最初はタコにひかれていたのだが、当店は海産物を扱っていないし他に何かないかと思っていた時、店の奥さんが「こんなのはどう？」と勧めたのがこのメタリックな水牛。

出会うべきして出会った。
Ciao Mamiのシンボル。

皿を仕入れるつもりが水牛に変わったが、十分満足だ。
買い付け、時には諦めも必要だが、根気強く探すことも大事だということだな。